僕のブログ、ラジオ(stand.fm)、X(Twitter)、Instagram等では、VTIのような米国ETFを時々オススメしていたので、既に米国ETFをいくつか持っている方も多いかもしれません。
今回は、今まで頂いた質問で
- 〇〇と●●ならどっちのETFを買うべきか?
- 配当金をもらうにはどのETFが良いのか?
- 資産を増やすにはどのETFを買うべきか?
と言う疑問について、理由と共に解説します。
「過去の歴史で、最も経済的に強かった国はアメリカ」なのは間違いなく、アメリカでは今後も多くの企業が発展していく環境が整っているため、今後もアメリカの株を買うことで資産が増えやすい可能性が高く、米国のETFを選ぶのは良いアイディアだと思います。
米国株のチャート
🔺このチャートは、アメリカのS&P500のチャートとニューヨークダウのチャートです。
英語が苦手だったとしても、日本語しか分からなくても、誰でも簡単に「S&P500」「NYダウ」等に少額から投資できます。
それだけで、↑のチャートのように資産が増えるので、長期間の投資をすれば誰でも資産を増やすのは簡単だと思います。
米国のETFとは
米国株ETFとは、米国の株価指数に連動する投資成果を目指す上場投資信託のことです。米国株ETFに投資するメリット・理由は、以下のようなものがあります。
- 一つの商品で米国の幅広い銘柄に分散投資ができる
- コストが低く、リアルタイムで売買できる
- 米国S&P500の過去30年の平均リターンは年利約8.4%で、今後も長期的に大きな利益が得られる可能性が高い
- 米国株は、過去30年で10倍以上になった
- 15年以上米国株に投資した人で損した人(投資元本以下の資産になった人)は過去に一人もいない
また、米国株ETFを選ぶポイントは、以下のようなものがあります。
- 自分の目的に沿った商品を選ぶ
- 経費率が低いものを選ぶ
- 流動性が高いものを選ぶ
これらの点をふまえて、次に僕がオススメするETFを4つ紹介します。
また、米国株に投資する理由は、🔻の新NISAの記事でも解説しましたので、必要な方は参照して下さい。
【新NISA】お金の心配から一生解放される方法・理由【本当の最適解】
僕がオススメする米国株ETF4個
① バンガード・S&P500 ETF(VOO)
- S&P500指数に連動するETF
- 経費率は0.03%と低い
- 配当利回り:約1.5%
- 時価総額の大きい銘柄の割合が高くなる
- 過去5年のトータルリターン(17.1%)
VOOは、世界的に人気のあるETFで、S&P500と同じ投資効果を目指して運用がされています。
つまり、VOOを買えばS&P500銘柄に投資をしたときと同じ分散効果を得ることが可能です。
② バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
- 米国の高配当株を集めたETF
- 分配金利回りは約3.3%と高い
- 安定的な収入を得ることができるし、株価の値上がりも期待できる
VYMは、高配当かつ安定的な事業を持つ企業の比率が多いETFで、セクター別で見ても、ヘルスケアセクターに最も投資している点から、安定的に分配金を得ることができます。
③ インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF(QQQ)
- ナスダック100指数に連動するETFで構成は、GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)の5社で合計44%
- 経費率は0.03%で低い
- テクノロジーやバイオテクノロジーなどの成長セクターに投資できる
- 5年トータルリターン:17.94%
④ バンガード・トータル ストック マーケット ETF(VTI)
- 米国市場全体の約3600銘柄に分散投資できるETF
- 経費率は0.03%で低い
- 分配金利回り約1.5%
- 大型株だけでなく小型株にも投資できる
- 5年トータルリターン(17.4%)
- 10年トータルリターン(278.94%)※10年間で4倍近くの値上がり
以上の4つのETFは、どれを買っても長期で持っていれば大きな利益になると思いますが、これから資産を増やしたい人、既に資産をある程度増やした人なのかによって①〜④の中でも買うべき銘柄が違ってきます。
■これから資産を増やしたい人はVTIを買うだけで良い
これから資産を増やしたい人は、配当をもらうのではなく、キャピタルゲインを狙った方が資産が増えやすいので、分配金利回りは約1.5%で一応、配当金ももらえますが配当金が少ない分だけ株価の値上がりが期待できるVTIを買うのが良いと思います。
■既に資産があり、配当がもらえれば良い人はVYMを買えば良い
既に資産を増やしてしまって、配当金を多めにもらいたい人は、約3.3%の利回りがあるVYMがオススメです。
分配金利回り約3.3%は利率が低いようにも思えますが、VYMは株価の値上がりも期待できるため、長期的にはもらえる分配金の金額も大きくなる傾向がありますので、既に資産がある程度ある人は、VYMを買うのは良いアイディアだと思います。
■VOOとVTIはどちらが良いのか?
VOOとVTIは、よく比較されますが、今までのパフォーマンスはほとんど変わりません。
ただ、
- VOOの構成銘柄は米国の500社
- VTIの構成銘柄は米国の3800社
と言う構成銘柄の数が違うと言うだけです。
また、どちらも構成銘柄は定期的に入れ替えてくれるので、悪い会社は定期的に除いてくれます。
結局、VOOとVTIはどちらも良い銘柄ですが、VTIは小さな会社も多く含まれており、急成長して株価が何十倍にもなる会社が含まれる可能性がVOOよりも高く、長期的にはパフォーマンスがVTIの方が高くなると個人的には予想しています。
僕は、VOOとVTIでしたらVTIをオススメしますが、どちらも良い銘柄なので、好きな方を選べば良いと思います。
米国株ETFの買い方
今回紹介した米国株ETFは、銀行口座では買えませんので、証券口座を持っていない人は、マネックス証券等の証券口座を開き、自分用の入金口座に現金を振り込めば簡単に買えます。
米国株ETFを買うのは、手数料が安くクレジットカード還元率が最も良いマネックス証券が良いと思いますので、以下のリンクから口座開設してみて下さい。
・当サイトには広告が含まれます
・今回紹介したETFは全てマネックス証券で買えます
まとめ
今回は、オススメのETFを4つ紹介しましたが、僕が一つだけETFを選ぶなら、
VTI
を選びます。
理由は、
- ETFの中では安定感とパフォーマンスが最も良いと思う
- 米国の小さい会社も含まれているので、今後大きく成長する会社が含まれる可能性が高い
- 経費率が低い(0.03%)
と言う理由です。
また、配当金を3〜4パーセント毎年もらうVYMは配当金を出している分だけ株価が上がりにくいですが、VTIは配当金が少ない分だけ株価が上がりやすく5年〜10年くらいで2倍になる可能性も高いですし、払う税金も少ないと思うのも理由の一つです。
ビットコインを既にある程度持っている人で、米国株ETFも買いたい人は是非今回紹介した銘柄を買ってみていただければ良いのではないでしょうか。
また、まだビットコインを持っていない人や、少ししかビットコインを持っていない人は、資産を守りながら増やすためにビットコイン、イーサリアム等がとても役に立つので、以下の記事を参考にビットコイン、イーサリアム等も買ってみて下さい。
では、また!
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